【保存版】Node.js の String オブジェクトをちゃんと使いこなす

Node.js

今日は前回に引き続き JavaScript に標準搭載されている「String」オブジェクトの中身をちゃんと見ていこうと思います。
前回は「Number」オブジェクトについて解説しました

こちらも調べてみると標準で色々なメソッドが用意されていました。

環境

  • Node.js v8.11.3
  • npm v5.6.0

String オブジェクト概要説明

公式ドキュメントには以下のように記載があります。

文字列はテキスト形式で表現可能なデータを保持するのに便利です。最もよく使われる操作として、文字数をチェックする length プロパティ、 + 演算子や += 演算子を用いた文字列の連結、文字列の中の部分文字列の位置をチェックする substring / substr メソッドが挙げられます。

引用: String – JavaScript | MDN

みなさんご存知の通り、文字列を扱う型となっていて、文字列の結合を行ったり、特定位置の文字列のみを取得するなどといったことが可能となっています。

メソッド

length

文字数を返します。

charAt

指定された添え字の文字列を取得します。

concat

文字列を結合します。

indexOf

文字列の中に指定した文字があった場合、添え字を返します。
なかった場合は「-1」を返します。

startsWith & endsWith

指定された文字列で文字列が開始されているか、もしくは終了しているかを判定します。

match

値が存在するかどうかを正規表現で判定します。
存在した場合、添え字を返します。

padStart & padEnd

指定された桁数分、文字列の長さを延長します。
文字数が不足していた場合は、第2引数の値で穴埋めされます。
第2引数を指定しなかった場合は自動的にスペース埋めされます。

replace

文字列の置換を行います。

slice

第1引数から第2引数の添え字までを取り出します。

split

指定された文字で文字列を分割し、配列で返します。

substr

第1引数から第2引数までの範囲で抜き出した文字列を返します。

substring

指定された範囲を抜き出した文字列を返します。
第1引数は開始位置で、第2引数は文字数を意味します。

toLowerCase & toUpperCase

文字列を全て大文字や小文字に変換して返します。

trim

不要なスペースを削除して返します。

参考文献

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