【Node.js】babel を使って ECMAScript 2015 (ES6) へ対応する

Node.js

通常、ES6 で書かれた JavaScript を node コマンドで動かそうとすると、以下のような状態になってしまいます。

SyntaxError: Unexpected token import

今回の記事では babel-cli というモジュールを使って、Node.js を ECMAScript 2015 (ES6) で書かれた JavaScript でも動かせるようにしていきます。

Contents

環境

  • Node.js v8.11.3
  • npm v5.6.0

使用モジュール

babel のインストール

babel とは?

ES6 で書かれた JavaScript を Node.js が理解してくれるようにトランスパイルしてくれれるトランスパイラです。

ES6 → Node.js への翻訳機のようなイメージです。
今回はこちらを使用して Node.js でも ES6 で書かれた JavaScript を使えるようにしていきます。

インストール方法

npm を使ってモジュールをインストールしていきます。

babel-preset-env の設定

先程インストールしたbabel-preset-envの設定を行っていきます。
今回は Node.js のバージョンに応じて Babel の実行方法を最適化するように設定します。

その他の設定については github に記載がありますので、興味がある方はチェックしてみてください。

使用方法

npm run コマンドを使って実行していきます。

package.jsonへ以下のように記述します。

その状態でnpm run startを実行すれば先程の Node.js ファイルが上手く実行できているのがわかると思います。

以上で Node.js の ES6 への対応は完了です。

参考文献

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